「優しい」生地で、人の思いも一緒に織る

昭和33年(1958年)の創業以来、私たちは「蚊帳生地」を織り続けてまいりました。創業当時は主に建築内装に使う「ふすま生地」を製造しておりましたが、建物の様式の変化に伴って「蚊帳ふきん」に着目し、現在では国内トップクラスの生産量を誇っています。これまで試作品を携えて、幾度となくメーカー様へ提案に伺いました。メーカー様方のアイデアと努力により、蚊帳ふきんは、今や奈良県を代表する商材として広く認知されています。また、蚊帳ふきん以外にも、ハンカチやストール、洋服までもが県内外の百貨店や雑貨店等で並ぶようになりました。
私たちが織った生地で作られた商品を見かけるたび、この市場を一緒にお支えできていると実感し、喜びがこみあげてまいります。
通気性が良く、使うごとに柔らかくなる生地は、メーカー様の手で、人や物を優しく包み清潔に保つ商品へと昇華されます。また、主に綿や麻で織られるこの生地は、いずれ土に還る天然素材。持続可能な社会の実現にも適した製品です。
昔ながらの織物ですが、この「優しい」部分が未来に受け入れられる予感がいたします。
私たちは人の思いも一緒に織っている。そのことを肝に銘じながら、これからもお客様をしっかりとお支えし、良いものを作り続けてまいりたいと存じます。


【沿 革】
1958年 創業。シャトル織機20台にて織物業を始める。
1968年 シャトル織機増設。
1972年 シャトル織機増設。
1990年 整経機導入。
1991年 工場増築。
    津田駒レピア織機を導入。(ER)
1992年 津田駒エアージェット導入。(ZA103)
1993年 工場増築
1996年 津田駒エアージェット増設。(ZA103i)
1997年 津田駒エアージェット増設。(ZA103i)
2007年 展示室の設置。
2018年 津田駒エアージェットを増設。(ZAX9200i)
2019年 三広織布工場から「株式会社三広織布」に法人化。
2021年 展示室の全面改装。
     検反機を導入。
     オンラインストアの開始。

わからないことや質問がございましたら気軽にお問い合わせの方からご連絡ください。
お問い合わせ https://thebase.in/inquiry/sanko35-official-ec

【会社概要】
会社名  株式会社三広織布(SANKO ORIFU)
住 所  〒635-0805 奈良県北葛城郡広陵町萱野379-2
公式サイト https://www.sanko-orifu.jp/